愛さずにはいられないオレンジネコ・人のエゴで捨てられてしまった子猫を助けるためには

愛さずにはいられないオレンジネコ・人のエゴで捨てられてしまった子猫を助けるためには

もともとうちにはオウムが5羽います。それでネコは家の中では飼えません。

ところが去年の夏のある日、とても人懐こいオレンジネコがうちのビルの入り口に現れ、ミャオミャオ鳴くのです。

食べ物をねだっているのですが、だれも何も与えないと、今度は隣りのビルの入り口に行って鳴きます。

食べ物は、人間が与えるべきだと信じている様子です。

人が外へ出ていくと、足元にまとわりついて、なかなか歩けません。

他の野良猫は人間を見ると逃げていくのに、このネコはかなり違った行動をとります。

それで人間の方が少し怖がることが多く、これだけ人に寄ってくるのは病気に違いないと言い出す人や、逃げ出す子どももいます。

私は動物好きなので、とてもかわいいと思い、一度缶詰のツナを与えたら、もうそれ以来お友達になってしまいました。

後でわかったことによると、向かいのビルに住んでいた人の飼い猫だったのが、その人の引っ越しとともに家無しネコになってしまったらしいのです。

ゴミ捨て場からは食べないので、外見もとてもきれいです。

それで彼女は私のネコ友になりました。

猫にエサをあげるべきかどうか迷う日々

猫にエサをあげるべきかどうか迷う日々

次女は私同様の動物好きです。シェルターにボランティアに行っていたこともあり、ご近所の飼い犬の散歩を手伝ったりもします。だから、このネコにも好意的です。

ただ困ったことに、ご近所ではこのネコの例外的な行動を必要以上に怖がる人がいて、私がこのオレンジネコに餌をやることに苦情を言う人もいます。

長女は動物を怖がるので、間違っても裏庭のドアからネコが入ってきて、餌をもらっていることを知らせるわけにはいきません。

一度か二度、ネコと長女が遭遇したときには、長女の悲鳴が天井を貫きました。

あとは、毎日このネコに餌をやるべきか、やるべきでないか、の会話がこの1年ほど延々と続いています。

ただ、時々朝4時から2時間ぐらいも台所の窓の下で辛抱強く朝食を待っていられると、餌をやらないわけにいかない状況に、私も追いやられます。

長女はもうすぐ結婚するからいいとしても、早く近所の人に文句を言われずに、このネコを安心して飼える環境になるといいなと思っています。