捨てられた子猫を救え!

捨てられた子猫を救え!

小学生だった頃、近所の友人宅前の公園に子猫が捨てられていました。

正義心からこの猫を何とかしたいと家へ持ち帰り、母親を説得したが最初うちでは飼えないと断られ、知人に飼えないか聞きに回ったりしましたが誰も飼ってくれる人はいませんでした。

その日の夜は友人宅にお願いし、子猫を預かってもらうことにしました。

寒い日だったのですが駐車場にダンボールを置きその中で過ごしていたようです。

次の日様子を見に行くと、子猫が弱っていました。

慌てて動物病院に連れて行き事情を話すと、先生は診察をしてくれその日は温かい病院で預かってくれました。

いま思うと、お金を持っていない小学生の話を真剣に聞き診察をしてくれた先生に感謝しかありません。

数日経ち、私の母へ動物病院から連絡が入り、様子を見に行きました。

母は一生懸命な私の姿を見て家で飼ってもいいと言ってくれ、子猫を家に連れて帰ってきました。

しかし数日後、子猫は死んでしまいました。動物病院の先生から母へ、もう長くないと伝えていたようです。

数日間子猫と一緒の時間を過ごして

数日間子猫と一緒の時間を過ごして

捨て猫だった子猫を自宅へ持ち帰り、数日の間ですが子猫と一緒に過ごし命を大切にする気持ちが強くなりました。

子猫は何を食べるのかな?とか室温はどれくらいが良いのか?など調べるうちに、自分のことよりも大事なものになりました。

小さな子猫が一生懸命生きる姿を見て、何とか助けてあげたいという気持ちが強くなり、またその姿にたくさんの人が協力をしてくれました。

本当にあの時は一生懸命だったと思います。

その後の私の将来の夢は獣医になり、動物の命を救いたいと思うようになりました。

学校では飼育係になり、長期休暇の間は、学校で飼っているハムスターを自宅へ連れて帰ってきたりしました。

妹たちも命を育てることを通して、優しい気持ちが芽生えたのではと思います。

家族で掃除当番を決めたり、一緒に遊んだり、会話が増えました。

現在、妹は猫ではありませんが犬を飼っています。

一歳になる息子ともとても仲が良く、兄弟のように過ごしているようです。